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社会科学系学部卒・男性のインテリアコーディネーター

主として、「インテリアコーディネーター」と住宅・建築・インテリア・不動産に関係する資格と資格試験に関係する内容

「インテリアコーディネーター」の募集に応募すると、「うちにはインテリアコーディネーター以外にも男性の仕事もありますから」と言う会社

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「インテリアコーディネーター」の募集に応募すると、「うちにはインテリアコーディネーター以外にも男性の仕事もありますから」と言う会社

[第11回]
   会社が職安に求人票を出す際、あるいは、インターネットの求職サイトに求人を出す際に、「職種名」として実際にその会社でおこなう業務の内容を記載する時と、資格名を「職種名」の欄に書く場合がある。「必要とされる資格」という欄があってそこに必要とされる「保有している資格」を記載する時もあり、又、「どういう人を求めるか」という欄に「・・・という資格を持っている人」と記載する時もある。

   資格名を「職種」の欄に書いた場合、「必要とされる資格」という欄に書いた場合、「求められる人」というような欄に資格を記載した場合には、その資格を保有しているということが必要条件である場合と、その資格を取得した人なら保有しているような知識・技術がある人を求めているという場合の2種類がある。あえて言うならば、そのような資格試験に合格できるような学習能力・学習意欲がある人であってほしいというケースを含めれば3種類となるかもしれない。
   職安の求人票やインターネット上で、資格名を「職種」の欄に書いた場合、「必要とされる資格」という欄に書いた場合、「求められる人」というような欄に資格を記載した場合で、その資格を保有しているということが必要条件、絶対条件であるケースとしては、宅地建物取引業の会社(要するに、不動産屋)では、宅地建物取引主任士(←宅地建物取引主任者)の資格を保有する者が従業員5人に1人以上、それぞれの事業所ごとに在籍していなければ、そもそも、その事業所は営業してはならないことに宅地建物取引業法では定められており、信託銀行などでは「宅地建物取引主任士くらい持っているのが基本」である所が多いようだが、「そのへんの不動産屋」のおっさんはお勉強が苦手な人が多いようで、又、(株)エイブルなんてのは、かつて英会話のノバの講師は日本人は白人コンプレックスがあるから「白人で元気があって美人(もしくはイケメン)であれば、それでいい」というなんともいいかげんな採用基準だったらしいが〔 私が慶應義塾大学の学生であった時、ある教授が「もしも、英会話学校に行くのなら、その学校は十分内容を考えて選ばないと、そのへんの『街の英会話学校』なんか行くと、アメリカ(合衆国)から東南アジア方面に遊びに行くのに日本でカネを稼いで行こうというようないいかげんなのがいて、そういうのに英語を習うと、スラング(俗語)が多かったり、なまりが激しかったり、下品な英語だったりして、かえってよくないことがありますよ」と言われたことがあり、その講義に出席していた人に英会話学校に行っている人はいますかと聞かれ、どこに行っていますかと質問され、「アテネフランセ」と答えた人と「慶應外語」と答えた人があり、それならいいでしょうと言われ、その教授は「私なら、ILC(インターナショナルランゲージセンター)を勧めます」と言われたことがありました。ILCは、講師の採用に際し、方言・俗語ではない標準的な英語が話せるかどうかを確認して採用していて、又、「街の英会話学校」では日本では「英語の先生」でも本国に帰れば「普通の人」でしかない人間が教えていることが多いのに対し、ILCでは本国でも教員の資格を持っている人が講師になっているという話でした〕、ノバの講師と一緒で、「元気があって、美人かイケメンというほどでなくても比較的若くて愛想がよければそれでいい」みたいな基準で営業は採用されており、元気があるのは悪くはないし、美人もイケメンも悪いとは言わんが、それだけで、宅地建物取引主任士くらい通れよお・・と思っても、通らない人だらけという会社で、「事務員」に宅地建物取引士の資格を持っている人を採用して、それで「従業員5人に1人、宅地建物取引士を持っている人間がいる」と主張していたようですが、「事務員兼お茶くみおばさん兼子守女」が宅地建物取引主任士の資格を持っていても実際に宅地建物取引業に従事している人間はほとんど持っていないというのは、これは宅地建物取引業法の規定を満たしていると言えるのか疑問だと思いますが、そういう疑問というのか微妙というのかをしている会社でしたから、そういう会社が「事務員さん」を雇う場合は、宅地建物取引士の資格を持っているということは必須だったようです。宅地建物取引業(不動産業)の会社で長く営業の仕事をして実績を残して独立する人がいるようですが、独立しようというだけあって宅地建物取引業の営業としての能力はある程度以上あるものの、いかんせん、お勉強の能力はあんまりという人がいて、そうは言っても、かつての旧型司法試験とか公認会計士試験とかほど難しい試験でもないのだから、宅地建物取引士の試験くらい通れよおと思うのですが、通らない人がいるわけで、そういう人が独立するためには宅地建物取引士の資格を持っている人を1人は雇わないといけないわけで、それで採用する時には、宅地建物取引士の資格は必須ということになります。
   設計事務所で、建築確認申請を出すことが主たる業務という設計事務所があります。「主たる業務」にするつもりはないけれども、ともかく、収入源がないとやっていけないので建築確認申請の業務をおこなっている設計事務所というのか建築事務所がありますが、ハウスメーカーでも設計事務所でも設計課に所属して図面を作る仕事をするには、一級建築士・二級建築士・木造建築士の資格はないと仕事ができないということはありませんし、「建築の学校でてます」と氏名と受験番号さえ書けば誰でも通るような大学、最初から試験なんかない建築の専門学校卒とかいう人間がえらそうな口きくばかりで、一級建築士はおろか二級建築士も合格しないという人がいますが、そういう人でも会社が採用する気になればそこで仕事ができますが、建築確認申請の業務とかは建築士の資格を持っていないとできないことになっていたはずです。「はずです」というのは、実際には、その建築事務所に一級建築士・二級建築士・木造建築士の資格を持っている人間が1人でもおれば、その人の名前で出せば、他の人間は補助であるという名目で仕事はできることになってしまうので、なんか、けっこういいかげんな制度という感じがします。

   それで、その資格を持っていることが法律の上から必須ということではなく、その資格を持っている人なら保有しているであろう知識・技術がある人を採用したいというケースですが、建築士と建築施工管理技士では、私が今まで職安の求人票などを見てきた限りでは、施工管理技士は建築士に比べて、ひとまわり評価は低いことが多いようです。
   どう評価が低いかというと、「資格」の欄に「一級建築士・二級建築士、もしくは一級施工管理技士」と書かれているケースがあるのです。建築士なら一級でも二級でもいいけれども、施工管理技士の場合は、1級はいいけれども2級はだめと言うのです。 気持ちはわからないこともありません。私だって建築施工管理技士の2級を持ってますけれども、一説によると・・・、2級建築施工管理技士の略称を「ニセコ―」と言いますが、これは「ニセ建築施工管理技士」の略ではないのか? と言われたりもする?・・・らしく、ちょっと、評価が低いわけです。 なんで、低いのかというと、今はなくなりましたが、十数年前まで、2級建築施工管理技士は、試験だけで通るルートと別に《「学歴+職歴」+「講習を経て試験」》で取得できるルートがあったのです。二級建築士の受験資格としての学歴は「4年制大学の建築学科卒」か「4年制大学の土木学科卒+実務経験1年」で、学歴なしで実務経験のみだと7年の実務経験が要るところを、短大、専門学校、工業高校の建築学科卒だと7年より短い何年かで受けられるのですが、施工管理技士を《「学歴+職歴」+「講習を経て試験」》で取得しようとした場合、学歴は4年制大学だと職歴が8年以上でしたか、高卒だと職歴がそれより長く必要になりましたが、学歴も建築学科・土木学科卒でなくても、文学部でも法学部でも経済学部でも医学部でも理学部でもなんでもよかったはずです。それなら、《「学歴+職歴」+「講習を経て試験」》のルートでは試験はないのか、誰でも通るのかというと、講習の後で試験はあって、2割は落ちるらしかったのですが、中には、「職歴」もごまかして(この場合、8年必要なのに7年半しかないとか、工事管理もしてきたが他の職種についていた期間もあるとか、その程度は特に問題ないのではないかと思うのですが、中にはまったくいかさまみたいな人もいたのではないかと思う)受講していた人もいたのではないかと思います。最後の試験ですが、自分が工事管理をした工事現場において安全管理で気を配った点をについて書けとか、自分が工事管理をした工事現場において寒冷地対策として配慮した点について書けとかいった問題がでましたので、8年必要なところを7年半しか経験がないとかいうくらいなら書けますが、まったく経験がない人は書けない問題なので、そこで落ちるべき人は落とされる・・・・と思うのですが、不思議なことに器用に通る人がいるみたいなのです。だから、2級の施工管理技士の評価が一級建築士・二級建築士と1級の施工管理技士に比べて低いのもわからないことはありません。
   「検察官」というと「一流大学を卒業して司法試験という難しい試験に合格した真面目で優秀な人」かと思って検察庁に行くと、どう見てもそんな感じがしない「検察官」がいるわけですが、これは、司法試験に合格してなる「検事」と別に司法試験に合格していないのに、なぜか「検察官」になっている「副検事」という裏口入学みたいなヤツがいるからです。「一流大学を卒業して司法試験という難しい試験に合格した真面目で優秀な人」かと思って見ると、へんだなあ、どう見てもそんな感じしないなあという人がいますが、そういうのはたいてい「副検事」です。裁判官でも簡易裁判所の裁判官は司法試験に合格していないのになっている人が多いようで「カンパン」と言って簡易裁判官は裁判官の間で馬鹿にされていると、たしか、柴田孝之の『司法試験機械的合格法』だったか他の本か忘れたがに書いてありましたが、いくらかそんな感じかもしれません。「副検事」「カンパン」に比べたら、2級建築施工管理技士の方がよっぽどまともだと思いますけれどもね。
   もっとも、二級建築士もけっこういいかげんなところがあります。受験資格が4年制大学の建築学科卒であれば、実務経験なしで受けられるのですが、頭狂大学を卒業しようが狂徒大学を卒業しようが、文学部とか法学部とか医学部とか薬学部とかだとだめなんです。ここでの「学歴」にはならないのです。 ええ~え、そんなん、おかしいんちゃうう~う? アホでも入れる私立大学の建築学科でたようなんが「学歴」として認められて、そんなんよりも、小学校の時の算数も理科も図画工作も中学校の時の数学も理科も技術家庭も美術もずうっとええ成績とってきたのに、高校の時の数学も理科も物理も化学も生物もずうっとそんな落ちこぼれよりもええ成績とってきたのに、アホでも入れる私立の美大の建築学科でたようなんが「学歴」として認められて、なんで「学歴」になれへんのお~ん、そんなんずっこいわあ~あ、と思う人もいると思いますが、ずっこいかどうかはさておきまして、そういう「カネで買ったような学歴」でも「建築学科卒」は建築士の受験資格においては「学歴」になるのに対し、狂大でも犯大でも建築学科・土木学科でない学部・学科を卒業したのでは建築士の受験資格としての「学歴」にはならないのです。 で、「文科」でも早稲田大なんかは数学も理科も試験科目になく英語と国語と社会科1科目とかで法学部や政経学部は入れますが、東大や京大の入試の科目の場合は数学も理科も試験科目にあるわけで、それを経て大学に入った人間である以上は、言っちゃ悪いけど、東洋大のやつとかポン大のやつとか武蔵工大のやつとか(今、名前変わったみたいやけど)明治大のやつとかよりも受験資格としての「学歴」として認めてもろうてもええんとちゃうのお~ん? ましてや、わけのわからん建築の専門学校なんて、言うたらなんやけど、そんなん、高校卒業するまでちいっとも勉強せんかったやつの行くところやんか、なんで、そんなんを「学歴」として認めて、頭狂大学とか狂徒大学とか出てきた人間が建築学科・土木学科卒じゃないからと「学歴」に認められへんのお~ん・・・と言いたい人もいるのではないかと思いますが、というより、私がそう思いましたが、しかし、認められないのです。「バカでも入れる私立の美大の建築学科」とか卒業したヤツは認められるのですけれども。
   で、受験資格としての「学歴」と認めるかどうかもけっこういいかげんですが、それ以上にいいかげんなのが受験資格としての「実務経験」です。 これも、実際には6年半しか実務経験がないのに「7年の実務経験」がありますと記載して受けてしまうとか、そういうのはそれほど大きな問題ではないと思うのですが、そういうのではなく、ほとんど、実務経験なんかないのに「7年の実務経験」があると称して二級建築士を受けて通ってしまう人というのがいるのです。 たとえば、千葉県八千代市に本社がある東海住宅(株)http://www.10kai.co.jp/ で花見川店の店長やってたOさん(女性。2007年当時、50代なかば)なんて、二級建築士と名刺に書いていたわりに何もわかってないし、そもそも、Oさんが勤めていた東海住宅(株)は「建築もやっているとはいっても、売買の不動産業が中心」の会社で、Oさんも不動産屋の営業の仕事についてきたのであって建築屋に勤めてないはずなのに、なんで、二級建築士の資格とってんのお? と思うと、「オットが設計事務所やってましたから」というので、なるほど、はは~ん、いかにも臭い! この場合、おばはんくさいという意味ではなく、「オットが設計事務所やってました」という人って、「税金対策」に家族を実際には仕事してなくても「従業員扱い」にしていることがあって、それを「実務経験」として受けたのと違うんかい? という疑惑、いかにも臭い! ぷんぷんニオイがする。まことに臭い!(念のため、断っておくが、おばはんくさい! という意味で臭いのではない。受験資格としての実務経験捏造の疑いが臭い! という意味だが) 私ら、建築士は受けられないかと考えても、「7年の実務経験」と言われると、7年も経ってからでないと受けられないのではなあ~あと思い、又、「7年の実務経験」は設計とか工事管理の仕事についた期間であって、建築会社に勤めても事務やってたとかはだめで、営業の場合は名詞に書いてある職種名が営業でも実際には図面も書けば工事管理もする仕事なら実務経験になるが、売るだけの営業の場合はだめで、微妙なケースもあるわけですが、「オットが設計事務所やってましたから」というケースの場合は、その「実務経験」を「証明」するのは誰かというと最後の職場の責任者ですから、「オット」に「証明」してもらえばいいわけですから、「オットが設計事務所やってましたから」というのは、これはもう天下無敵! 怖いものなして感じです・・・・が(まあ、オバサンは、もともと、天下無敵で怖いものなしですけど・・・ね)、まあ、そんな取り方したペーパー二級建築士というのは、名刺に「二級建築士」と書けば「ちょっと自慢」みたいな感じがするという程度で、実際に何かできるわけではないので、まあ、「その程度の二級建築士」ということですが、そういう二級建築士がけっこういるみたいで、「オットが設計事務所やってました」というケースでなくても、設計事務所で1年ほど事務員やってたとかいうおねーちゃんが二級建築士うけたいと言うと、設計事務所のおっさんて、なんか「女性に優しい」人がいるみたいで、「証明」してあげちゃったりするみたいで・・・・、なんか、女は強いのお! て感じがします。
   そういう二級建築士なんかに比べますと、インテリアコーディネーターは受験資格は年齢だけ、キッチンスペシャリストも年齢だけ、宅地建物取引主任士はかつては「高卒以上」だったけれども今はそれもなくなって年齢だけですから、「まっとうなインテリアコーディネーター」「正規のキッチンスペシャリスト」「正しく通った宅地建物取引主任士」がそこにいると言えるかもしれません・・・・・が、宅地建物取引主任士の前の宅地建物取引主任者も、私が合格した1992年度あたりは、旧型司法試験なんかに比べればずっと易しい試験とはいえ、落ちる人もいるわけで、ある程度以上学習して受けないと落ちる試験だったのですが、初期に合格した人を見ると、「なんで、こんなボケみたいなじいさんが合格したのお?」と疑問を口にする人があったりするのですが、それは「最初の頃は通りやすかったの!」てこと。
   二級建築士も、建築士の制度ができたばかりの頃は、一級建築士は建築学科卒で2年以上の実務経験か二級建築士になってから2年以上の実務経験がないと受けられないし、建築学科のある大学が今よりずっと少なかったことからけっこう難関だったのに対し、二級建築士は大工をやってきた人なら無試験で資格をもらえた、それも、実際に大工をやってきたのではなく解体屋でも何やでも建築関係の職人が大工やってましたと宣言すればもらえたという時期があったらしい。だから、その頃は、一級建築士というと旧帝大系国立大学か早稲田大くらいの大学の建築学科か土木学科を卒業して一級建築士の試験に合格したという人であるのに対し、二級建築士は大工その他の職人をやっていた人なら無試験でもらえた資格だったので、一級建築士は「いっきゅうけんちくしい~い」と大威張りに対し、二級建築士は「二級なんてえ」という資格だったが、最近は、建築学科も増えて「アホでも入れる私立の美大の建築学科」とかもわんさとできてきており、一級建築士もってるからといっても、「だから、何?」て感じで、逆に、建築の契約でも不動産の契約と同じように、契約の前に重要事項説明を建築士がやらないといけないという制度になって、かつては「二級なんてえ」と言っていた二級建築士とか、「わたし、木造建築士もってます」なんて言うと、「ま~た、ウソこきやがってからに、そんな資格あるわけないだろうが。こんちくしょう」とか嘘じゃなくて本当に国家資格として木造建築士という資格があるのに思われてしまう資格だった木造建築士が、かなり「使いでがある資格」になってきました。 ただ、かつてのなごりで、今、五流大学の建築学科卒で一級建築士もってると言う人が、矢鱈と「いっきゅうけんちくしい~い」と言って、一級建築士もってれば人は言うことをきく、みたいに思っているアホが大量にでてきており、アホはどうしようもないと思うけれども、それをありがたがるアホもまた大量にいて、ほんま、どうしようもおまへん。

   で、「建築学科卒+一級建築士もしくは二級建築士」を求める会社というのがけっこうあるのですが、「(インテリアコーディネーター 兼 キッチンスペシャリスト 兼 2級建築施工管理技士 兼 宅地建物取引主任者)+住宅建築業での10年以上の実務経験+元旧帝大系国立大学受験生」というのは評価してもらえないか、と私は考えたのです。
   だって、ねえ。 建築確認申請だすなら建築士の資格でないと、「通産省認定国家資格」を取得したはずだったのに「格下げ」されて民間資格になったインテリアコーディネーターとか、けっこう難しいのに認知度が低い民間資格のキッチンスペシャリストとかだと、法律上、建築確認申請は出せませんが、そうではなく、 「一級建築士か二級建築士に合格したくらいの建築・住宅についての知識がある人」を求めているということなら、「インテリアコーディネーター 兼 キッチンスペシャリスト 兼 2級建築施工管理技士 兼 宅地建物取引主任者」の方が一般的に二級建築士より上だと思うんですよ。一級建築士はそれなりに試験の難易度はあるとしても、ビル建築とかやるなら一級建築士は持っていた方がいいとしても、戸建住宅とかなら「二級建築士で十分」であり、それを考えれば、戸建住宅の会社なら、「二級建築士」と比べて「インテリアコーディネーター 兼 キッチンスペシャリスト 兼 2級建築施工管理技士 兼 宅地建物取引主任者」は勝ることはあっても劣ることはないはずで、二級建築士は受験資格として「4年制大学の建築学科卒か7年の実務経験」があるはずだと言うのなら、「しょーもない私立大学の建築学科卒」よりも、元・旧帝大系国立大学受験生の方が高校までの数学や理科やら美術やらのお勉強はよっぽどしてきているし、「基礎学力」はあるし、学習態度も学習意欲も勝っているはずだし、建築会社での勤務も「しょーもない私立大学の建築学科卒」でそれで「設計士さま」などと言われてきてつけあがってるような根性のいかれたヤツよりも、営業や工事管理の仕事でもまれてきた人間の方がよっぽど身に着く経験がある・・・と評価してもらえていいはずではないか・・・・と思ったのだ。 思いませんか?
   ところが。戸建住宅の建築会社の経営者というのは、もしかすると、自分がそうだからかもしれないが、 「しょーもない私立大学の建築学科卒」だと「学歴」として評価するくせしやがってからに、なんかチョーむかつくって感じい、て感じなのだが、《「インテリアコーディネーター 兼 キッチンスペシャリスト 兼 2級建築施工管理技士 兼 宅地建物取引主任者」+「元・旧帝大系国立大学受験生」+「住宅建築業での10年超えの経験」》よりも、《「アホでも入れるカネさえあれば行ける私立大学の建築学科卒」+「二級建築士」》の方がありがたいらしいのだ。 あほくさいことこのうえないが。 ほんと、あほくさいけれども。

   それで、職種名に「インテリアコーディネーター」と記載された求人募集がある。 「インテリアコーディネーター」とは何ぞや? これはインテリア産業協会が実施していて、かつては、インテリア産業協会が試験を実施した上で合格して登録すると「通産省認定 国家資格」となったが、かつては民間資格だった英検が今は「文部科学省認定 国家資格」となったのと逆で、民間資格に「格下げ」されてしまったが、ともかくも、能力資格認定であり、この試験に合格して登録した人は、この内容の試験に合格できた人であり、その能力がある人ですよおとインテリア産業協会が認定するものであるわけです。 その認定をしてもらった上で、その能力を生かして、どういう仕事をするか、どういう職種に従事するか、どういう職種に従事させるかは、その人、その人を採用した会社がそれぞれ決めればいいことであって、この仕事、こういう職種をやらないといけないと決められたものがあるわけではないはずなのです。
   ですから、「職種」として「インテリアコーディネーター」と記載されて募集されているものというのは、何をやるかではなく、「インテリアコーディネーター」の資格を保有している人を募集している、インテリアコーディネーターの資格を保有している人を採用して、採用後にどういう職種についてもらうかは、採用後に決めていきましょうということであろう、と私は考えたのです。 そういう募集を見た時に。
   で、2007年、秋、インターネット上で、東海住宅(株) という千葉県八千代市にある「建築もやっているけれども、売買の不動産が中心」という会社が「インテリアコーディネーター」を募集していたのを見たのです。 どういう仕事をする人ということではなく、「インテリアコーディネーター」という能力認定資格に合格して、その能力がある人を募集しているのだな、と私は考えて応募したところ、面接に来て下さいと言われて行ったのですが、その頃、建設部担当の常務で後に社長になって今は社長でなくなった人相が悪くて目つきが悪いヤクザ顔の大澤が私と会うと、
「うちの会社にも、インテリアコーディネーターのような女性の仕事以外にも、男性がやる仕事もありますから」と、
そう言ったのです。
   「うちの会社にも、インテリアコーディネーターのような女性の仕事以外にも、男性がやる仕事もありますから」て、「インテリアコーディネーター」というのは、人相が悪くて目つきが悪い大澤が言うには「女性の仕事」だそうです。
    なんか知らんけど、「設計」担当者が図面を作成して、この間取りで建てましょうと決めた後、床板はどれにしましょうか、壁のクロスはどれにしましょうか、コンセントの位置はどこにしましょうかという打合せを担当する従業員のことを、東海住宅(株)は「インテリアコーディネーター」と言うておったらしいのです。 でも、そんな仕事はインテリア産業協会が実施するインテリアコーディネーターの能力認定資格試験に合格しなくてもできるし、インテリアコーディネーターの資格を持っているからといって、そういう仕事をしなければならないというものでもないはずなのです・・・・が、なんか、そういう仕事だと思っている人がいるらしい。 かつ、そういう仕事は「女性がやるもの」と思っている人がいるのです。 なんか、ようわからんけど。
    それで、東海住宅(株)では、その人相と目つきが悪いおっさんから「うちの会社には、インテリアコーディネーター以外にも、男性がやる仕事もありますから」と言われたのです。 インテリアコーディネーターというのは「男性がやる仕事」ではないそうです。 目つきと人相が悪いおっさんが言うには。
    そもそも、床板はどれにしましょうか、壁のクロスはどれにしましょうか、コンセントはどの位置にしましょうかと打ち合わせをする係というのを「インテリアコーディネーター」と呼ぶのも適切ではないように思います。 そもそも、インテリアだけの打ち合わせをやっているわけでもありませんし。 外壁の色はどれにしましょうか、屋根材は、彩色スレートならどの色にしましょうか、瓦であれば、どの瓦にしましょう、色はどれにしましょうか、ということも打合せで決めているはずです。ポーチの階段はどのタイルを貼りましょうか、御影石にしましょうかとか。フリーダムアーキテクツデザイン(株)〔本社:東京都中央区〕は矢鱈と「モルタル打ちっぱなし」が好きでしたが、その選択枝もあるけれども「アホの一つ覚え」みたいにそれしかないというのはどうかと思うが、それも選択肢としてはある。それらは、「インテリア」ではありませんわなあ。「インテリア」か「エクステリア」かと言えば「エクステリア」でしょう。 それを、なんで、「インテリアコーディネーター」と言うのか?
   (株)一条工務店 では、床板はどれにしましょうか、壁のクロスはどれにしましょうか、畳の縁はどれにしましょうか、コンセントの位置はどこにしましょうか、外壁の色はどれにしましょうか、屋根材はどうしましょうかという打合せを担当する女性(女性でないといけない理由はないはずなのですが、なぜか女性)を、私が在籍した頃、「インテリアコーディネーター」とは言わず、「ハウジングコーディネーター」と言っていた。 これは、それをやっていた人の大部分が「インテリアコーディネーター」の資格を持っていないということもあるが、それだけではなく、「インテリア」の「コーディネート」の仕事ではないということがあったと思います。
   東海住宅(株)は、なんで、「インテリア」の「コーディネート」が仕事でもない職種を「インテリアコーディネーター」と言っているのか。 要するに、「アホやから」か?
   もし、「アホやから」だとすると、アホな会社というのが、けっこうあるのではないかという気がするのだ。

   やっぱり、 「インテリアコーディネーター」というのは、あくまでも、「インテリア産業協会が実施するインテリアコーディネーターという能力認定資格に合格して登録した人のこと」であって、その能力認定資格を取得した上で、どういう職種、どういう内容の仕事をするかはその人次第、採用した会社次第ということではないかと思う。違うだろうか。
   そのあたり、日本の建築・住宅関係の会社の経営者の認識というのは、どうかなという感じがするのだが。 そう思いませんか?
   (2017.3.13.)

   今となっては10年以上前になるが、千葉県の市川市だったかの会社で、「インテリアコーディネーター、もしくは、福祉住環境コーディネーター」という募集を職安で見て応募したことがあった。 そこは、「NPO法人」として、リフォームの業者と見込客の間に入り、安い価格を提示した所を客に紹介するというシステムを作ろうとしていた。建築の仕事は価格が同じでも仕事の内容が異なることがあり、「手を抜こうと思えば抜ける」という面もあるので、はたして、うまくいくものかとも思えたが、そこでは、インテリアコーディネーターか福祉住環境コーディネーターの資格を持っている人に、その管理をしてもらおうという募集であったようだが、来てもらいたいようなことを言われたものの、NPO法人の進行がうまくいかなかったのか、いつしか、話は消えたが、そこでは、「インテリアコーディネーターもしくは福祉住環境コーディネーター」というのは、壁のクロスはどれにしましょうか、床板はどれにしましょうかという係とは定義づけていなかった。インテリアコーディネーターにしても福祉住環境コーディネーターにしても、能力認定資格であり、壁のクロスはどれにしましょうか、床板はどれにしましょうかなどという、(株)一条工務店の「コージ(工事)ねーちゃん」でもできる係の資格ということではないはずと思う。
    (2017.4.5.)

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腹立海苔(偽名)
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