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社会科学系学部卒・男性のインテリアコーディネーター

主として、「インテリアコーディネーター」と住宅・建築・インテリア・不動産に関係する資格と資格試験に関係する内容

会社の上役が取ってくれと言う資格は取るべきか【6/6】学習法は人それぞれ。人生の設計を考えないと、男女とも「資格は取れても美貌は消える」ことになりかねない。

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会社の上役が取ってくれと言う資格は取るべきか【6/6】学習法は人それぞれ。人生の設計を考えないと、男女とも「資格は取れても美貌は消える」ことになりかねない。

[第19回]
  (株)一条工務店という会社は、私が入社した1992年の時点では特にそういうことは言っていませんでしたが、1990年代の途中から、従業員に、資格を取れと言うようになりました。取って悪いということはありません。しかし、その動機が不純というのか、おかしいのです。やっぱり、高卒のおっさんの発想だな・・・という感じがしました。
  1990年代の終わり、栃木県地域の営業所長になっていた五十嵐さんが、「今の世の中は、人を肩書で見る世の中だ」などと栃木県地域の会議で発言したことがありました。ああ、この人は、こういうことを言わない方が本人にとってはいいのになあと思ったのですが、言ってあげてもきかないだろうなあと思ったので言いませんでした。要するに、自分はもっと高く評価してもらいたいのに、評価してもらえないのは自分が高卒だからなのだ、と言いたいらしい。しかし、違うんですよね。そういうことを言うとかえって評価を下げてしまうのです。(株)一条工務店で営業所長などになっていた人というのは、「浜松の中のカエル」というのか、静岡県から愛知県にかけてのことしかわかっていない、そういう人が静岡県・愛知県とはまったく状況が違う地域のことにえらそうに口出すのです。(株)一条工務店というのはそういう会社だったのですが、五十嵐さんの場合は、自分自身が非東海地方である栃木県で努力して営業をしてきた人だけあって、「アタマが浜松」ではなく、又、福島県中通り地方の所長であった片山が五十嵐さんのことを「天野部長の腰巾着」と福島県中通り地方の従業員に言っていたようですが、私は実際に本人と会ってそうでもないという印象を受けていました。そもそも、五十嵐さんのことを「天野部長の腰巾着」と言っていた福島県中通り地方の所長であった片山は「大澄社長の腰巾着」と従業員の間で言われていたのであり、片山が五十嵐さんのことを「天野部長の腰巾着」と言いまくっているという話は誰から聞いたかというと、「片山所長のイヌ」と言われていた人が教えてくれたのでした。かつ、その人は「なんか、俺、『片山所長のイヌ』と思われているみたいなんだ。俺、イヌじゃねえぞ、と言ってるんだけど」と言っていたのです。人間、自分では「イヌ」だとか「腰巾着」だとかになったつもりはなくても、人から思われる時というのがあるのかもしれません。又、はたから見れば、どうみても、こいつはイヌだという人が、それを得意にしているというケースもあります。生産事業部の石川なんかは、明らかにイヌであり、イヌであること以外にとりえのない人間でした。(株)一条工務店のオーナー経営者一族は、イヌが大好きな人間でしたので、イヌになって経営者に喜んでもらおうなんて考えるアホがけっこういました。自分はイヌだから経営者は常に自分の後ろ盾になってくれるはずだ・・と自信をもって他の従業員を攻撃して得意になり、ある時、ハシゴをはずされて、あれえ~・・・なんて感じになる人もあるようですが、なんだか、『C級サラリーマン講座』みたいな会社に勤めると、おもろいものを見る、というのか、おもしろくないものを見せられるというのか・・・。 五十嵐さんは、営業としては「非浜松」の場所で自分自身で努力してきた人であり、そこから身に着けた認識のある人だったと思いますし、そんなに「腰巾着」とは私は思いませんでしたし(むしろ、「非腰巾着」であるところを私は見ていますし)、「腰巾着」というのならもっと他にそれに該当するアホはいたと思いますし、(株)一条工務店の営業についての認識は私と共通するものが多かったと思っているのですが、自分が評価してもらえないのは大卒じゃないからなんだと言わなきゃいいのに言いたがる・・・というあたりは、やめときゃいいのにと思っても言ってもきかないでしょうけれども、ああ、この人はなあ・・・と思うところがありました。実際には、(株)一条工務店に「あまりトップでない方の大学」卒で新卒入社してきて五十嵐さんが所長の営業所に配属されたりするにーちゃんがいたわけですが、五十嵐さんはそういう人から言われていたのです。「アッタマ悪いなあ~あ、とあきれますよお」と。片方で、営業の仕事には真面目に取り組んで、それも「非浜松」の場所で努力して営業をしてきた人だけあって、実際の営業の仕事から見に着いた認識のある人でしたが、片方で、たとえ、底辺の方の大学であっても、大学を出てきて入社した人間から見て、「アッタマ悪いなあ~あ、とあきれますよお」と見られる言動があったのです。
  中卒・高卒優先主義の会社である(株)一条工務店においては、「今の世の中は、肩書でひとを見る世の中だ」といったことを口にして、自分はもっと高く評価してもらえていいはずなのに、高く評価してもらえないのは高卒だからだと言いたい言いたいという人がほかにもいっぱいいたのです。そういう人の大部分は、高卒だから高く評価してもらえないのではなく、すでに、その人の身の程から考えれば高すぎるほど評価してもらっていて、おのれの身の程がわかっていない、という人が少なくありませんでした。そういう話を列挙しようとすると、字数もページ数もはてしなく増えていきますので、それはまたの機会にします。 1994年、「お客様相談室」の「責任者」になっていた田中義昭が「自分をお客様に評価してもらおうと思うなら、資格をとればいい」と発言したことがあったのですが、田中もまた、↑の五十嵐さんと一緒で、資格をとれば、資格をとって名刺にそれを掲載すれば、「今の世の中はひとを肩書で見る世の中なんだ」という世界観をもっていた人間だったのでしょう。自分はもっと高く評価してほしいのだが、高く評価してもらえないのは高卒だからなのだ、と言いたいようでした・・・・が、私は田中義昭と仕事でかかわって、寧ろ、田中義昭は(株)一条工務店という会社において身の程より高く評価されすぎていると認識しました。資格を取得するということは悪いことではないのですが、「今の世の中はひとを肩書で見る世の中だ」といういびつな世界観・人間観を持っている人が、自分は高卒だから本当はもっと高く評価してもらっていいのに高い評価をしてもらえないが、資格をとれば高い評価をしてもらえるだろう、という発想をする人というのは、それは実際に「今の世の中」がそうなのか、おのれの頭の中・おのれの心の中がそうなのか、そのあたりを再度考え直してみた方がいいと思います。おのれの貧困な世界観、おのれの貧困な人間観の方を、むしろ、考え直した方がいいのではないかと思います・・・・が、そういう人は言ってあげてもきかないでしょうね。
   「自分はもっと高く評価してほしいのだけれども高卒だから評価してもらえないのだ」と思いたい人というのは、資格をとれば高く評価してもらえるだろう、などと考えることがあるようなのです。(株)一条工務店のオーナー経営者一族が、資格をとれと言うのはそれなのです。もし、学歴ではなく、資格をもっているかどうかで人を評価するということにしたならば、高学歴者でも資格を持たない人間が出てきて、中卒高卒の人間でも資格を取得した人間がでて、立場を逆転できる・・・とか思うらしいのです・・・が、それをやるとどうなると思いますか? 資格取得を奨励して、多くの従業員が資格試験にいどむと、その結果は、やっぱり、高学歴の人間の方が合格する人間は多いのです。「逆転」はなかなかしないのです。そうすると、またもや、「中卒高卒のおっさん」は怒るわけです。おのれが十分に合格できるだけの努力をしないから通らないのであって、通らないのは合格できるレベルまで努力しないおのれが悪いはずなのに。

  そのあたりの(株)一条工務店の中卒・高卒の経営者の世界観・人間観と発想というのは、なんだかなあ~あ・・・とあきれますが、資格を取得すること自体がいかんということではないし、その仕事に役立つ資格の勉強をするのであれば、たとえ、合格に到らなくても、合格しようとして努力した過程で身に着けたものは役立つでしょうから、資格試験の勉強をしていかんということはないのです。 しかし、もし、その資格を従業員に取得させて、その資格を持っている人間にこの仕事をさせたい、という構想があって取ってくれと言うのであれば、やっぱり、取れそうな人間に取ってくれと言わないといけませんし、その人に言っても取れないだろうなあと思える人に言ってもしかたありません・・・が、「あんたが通るのは不公平だ」とか総務部長が言うような会社においては、逆したがるのです。アホやな・・・と思いますが、ずるいばっかりのアホが経営している会社なのです。

  1990年代なかば過ぎ、福島県いわき市の営業所で、業務課(住宅ローンを担当)の仕事についていた女性Sさん(当時、20代)が、会社が資格を取れと従業員に言うものだから、宅地建物取引主任者(→宅地建物取引士)の資格を取ろうかと言っていたことがあった。Sさんがいた営業所(展示場)に私が行った時、不動産屋から転職して中途入社で入って2年目だったか3年目だったかのKさん(男。当時、40代)がいて、Sさんに、「宅建主任の資格をとろうと思うなら、絶対に宅建主任試験の資格試験予備校に行かないとだめだ。あれは、独学では絶対に通らないから。独学で通ろうなんて考えてはだめだ」と熱烈に説得していたのです。このおじさんも、困ったものだなあとそれを見て思いました。
  Kさんは、横浜市で消防士をやっていたそうなのですが、いわき市で田んぼがあって、農業を継がないといけないと言うことでいわき市に戻ってきたのですが、その際、消防署というのは都道府県の職員なので、神奈川県の職員が福島県に勤務したいと希望することはできないらしく、そのため、なんとか、いわき市で雇ってもらえる所を見つけないといけないと考えて、宅地建物取引主任者(→宅地建物取引士)の資格をとれば不動産屋で雇ってもらえるのではないかと考えて、大変な努力をして宅地建物取引主任者(→宅地建物取引士)の勉強をして合格・登録して、そして、いわき市の不動産屋で雇ってもらい、いわき市に帰ってきたらしいのです。言っちゃなんですが、どう見ても、頭の良さそうには見えないKさんが、宅地建物取引主任者(→宅地建物取引士)の試験に40歳前後くらいで合格するというのは、私なんかが30代前半で合格するよりも、はるかに大変だっただろうなあと思います。言っちゃなんだが、あの頭の悪そうなおじさん・・・なんて言うと失礼かもしれませんが、よく頑張ったなあと思います。そのあたりについては頭が下がります。
   『東京大学機械的合格法』『司法試験機械的合格法』の著者の柴田孝之が、『司法試験 一発合格の技術』に附属のDVDでだったと思うのですが、宅地建物取引主任者の試験のことを「もんのすごい簡単な試験」と発言していましたが、宅地建物取引主任者→宅地建物取引士 という資格試験は、そこまで「もんのすごい簡単」ではありません。そこまで「もんのすごい簡単」などと思っていたなら、落ちます。私だって、宅地建物取引主任者の試験なんて、司法試験とか公認会計士の試験なんかと違って簡単に通らなくてどないすんねん・・くらいに思っていたら・・・、1989年、落ちたのです。なぜ、落ちたかというと、就職して仕事を持ちながら学習しようとすると、まず、学習時間をなかなかとれない、というのが大きい。『宅地建物取引の知識』(住宅新報社)という本を前から順番に読みだしたところ、5分の1も読めないうちに、あ、あ、あ、あ~あ・・・という間に試験日が来てしまって、1回目の受験では、落ちた。だから、あんまり、「もんのすごく簡単」とか思わない方がいいと思います・・・が、柴田のように、東大に通って司法試験にも通ったとかいう人からすれば、東大の試験に通る事や司法試験に通ることを考えれば難しくはない。そのくらいの人にとっては、1回目で通るかどうかはさておき、まあ、3年以内くらいなら通るのではないか、3年以内くらいには通らないといけない、という試験です。
   「旧帝大系国立大学か旧帝大系国立大学を目指していたが結果として早慶に行ったというくらい人」にとっては、旧型司法試験とか公認会計士の試験とかは、ある程度以上、計画をきっちりと立てて勉強して、それで、通ったり落ちたりする試験だといっていいと思いますが、宅地建物取引主任者→宅地建物取引士 というのは、そこまで難しい試験ではないので、「けっこう忙しい仕事をしながらの学習でも、1年で通るというつもりで学習して、結果として、3年以内くらいで通ればいいのではないか」というくらいの試験です。「『絶対に合格できる』などというものではないが,『旧帝大系国立大学か早慶くらいの大学』の卒業生の人なら(慶應の内部進学の人がどうかは知らんで)、まあ、早いか遅いかはともかく、普通は合格できるだろうという試験」です。片方で、「旧帝大系国立大学か早慶くらいの大学を出たというくらいの人なら、早いか遅いかはともかく、合格できるであろうという試験」であるとともに、受験資格が「高卒以上」で、建築士のように4年制大学の建築学科を卒業していない場合は「実務経験」がないと受験できないとかそういうものはなく、ともかく、高校であれば、公立か私立か、普通科・商業科・工業科は関係ない、昼間か夜間か、進学校かそうでない高校かなんて、まったく関係ない、ともかく、高校を卒業していたら受けられるという試験だったので(今は、その条件もなくなったのではないでしょうか)、宅地建物取引主任者→宅地建物取引士 の試験では、「権利の変動」の部分で民法が関係し、「法令上の制限」の部分では建築基準法が関係するので、社会科学系学部(法学部・経済学部・商学部など)で民法を学んできた人間、建築学科などで建築基準法を学んできた人間は、その分だけいくらか有利かもしれませんが、学んできていない人はその分を勉強すればいいだけのことですから、「高卒でも受けることができる」ということで、最終学歴としては高卒くらいの人がけっこう受験して取得する資格でした。また、不動産屋というのは、昔から、あんまり高学歴の人が就く仕事ではなかったので、信託銀行などでは高学歴の人が宅地建物取引主任者→宅地建物取引士 の資格を持って勤務したようですが、街の不動産屋 では、高卒くらいの学歴の人で、学歴は高卒だが勉強は嫌いではないというタイプの人が宅地建物取引主任者→宅地建物取引士 の資格を持って勤務することが多かったのではないでしょうか。

  ただ、通るかどうか・・・という点になると、「言っちゃなんだが、あんまり、頭がいいとは思えない」というおじさんの場合は、なかなか、通らない人というのがいるのです。だから、Kさんの場合、「よく、この人、宅建主任なんて通ったなあ」と(株)一条工務店の従業員で言う人間がいたのですが、それだけ、努力したのだろうなあと思います。その部分については、頭が下がります。
  でもね。 おじさんは、「宅建主任の資格をとろうと思うなら、絶対に宅建主任試験の資格試験予備校に行かないとだめだ。あれは、独学では絶対に通らないから。独学で通ろうなんて考えてはだめだ」と思ったかもしれませんけれども、ね。 私は、宅建主任の資格試験予備校なんて行かなかったけれども、通ったんですよね。 だから、自分は、宅建主任の資格試験予備校に行かないと通らないと思ったかもしれないけれども、行かなくても通る人間は通るのですから、ほかの人間にまで、「あれは、独学では絶対に通らないから。」と決めつけたことをあまり言わない方がいいと思うのですよ。

  だいたい、私は、人に命令されるというのが好きじゃないし、人に計画を立てられて、その計画に沿ってやるよりも、自分で計画を立ててやる方がいいのです。 父は「あんたは、ひとから命令されたり号令をかけられたりすることを喜ぶ民族やねん。即ち、あんたはチャンコロなんや。それに対して、わしはドイツ人でやな、ドイツ人やから、自分ではやらずに、人に命令したり人に号令かけたりすんのが得意の民族やねん。神さまは大変賢明なお方であって、人間を命令されたり号令かけられたりする民族と自分ではやらずにひとに命令したり号令かけたりする民族の2つに人間を分けてお造りになっておるわけや。適材適所ちゅうもんや。そんでもってやなあ。わしはドイツ人やねん。わかっとんのんか、わしはドイツ人やねんぞ、わしはドイツ人〔⇒《YouTube-ワルキューレの騎行》https://www.youtube.com/watch?v=0EUckxAgZ_E 〕。そやから、号令かけたんねん。あんたはチャンコロとして生まれてきた人間やねん。あんたは号令かけられることがうれしいねん。あんたは号令かけられることを喜ぶねん。うれしいやろ、うれしいやろ、チャンコロ。そやから、号令かけたんねん。てってこっこ、てっててって、らったらったらったらあ~あ! 撃ちてしやまん、一億火の玉! とってちってたあ~あ!」と毎日毎日私に言っていたのだが、「私、うれしくないですよ。私は、そんなもの、号令かけられるのなんてうれしくないですよ」と言ったのだが、父は「何を言うとるんじゃ。甘ったれるな、チャンコロ! おまえは号令をかけられる民族、おまえは号令かけられるのがふさわしい民族。すなわち、チャンコロでR。わしは号令をかける民族でR。すなわち、わしはドイツ人でR。民族の違いを忘れるな!」と毎日毎日言っていたのですが・・・、そう言われると言われた側としては「不忘民族恨(民族の恨みを忘れるな)。造反有理(反逆には理由がある。反逆は正しく、抑圧は間違っている)」と言いたくなってくるのですが・・・、ともかく、何人かわかりませんが、私は号令かけられるのが嫌いですし、ひとに計画建てられて学習するよりも、自分で計画を立てて学習する方が好きでしたし、何より、戸建住宅建築請負業の会社の営業の仕事なんてのに就きますと、そういう資格試験の予備校に行こうと思っても、なかなか、行けないのです。だから、独学で学習して通るしかないので、独学で通りました。

   実際には、宅地建物取引主任者→宅地建物取引士 の資格試験に通るためには、宅地建物取引主任者→宅地建物取引士 の資格試験予備校のような所に「行った方がいい」のか、「行かない方がいい」のか、「行ってもいいが行く必要はない」のか、というと、「その人にもよる」と思います。 私は、大学受験の際に、浪人中に行ったYMCA予備校高槻校の「京大東大文系クラス」というものが、その内容がちっとも「京大・東大文系クラス」ではなく、その名称をつけて募集した以上は、東大の試験問題の対策をやってくれるのか、この科目のこの問題はこうすれば解けるという解説をしてくれるのか、この科目のこの問題を解けるようになるためには、こういう練習をやってくださいといった指導をしてくれるのかと期待したのですが、特に、私は「世界史」「日本史」にについて、京大・阪大型の問題だとけっこういい方の成績を取れたのですが、その頃の東大の「・・・について800字以内で述べよ」といった問題がどうもできなかったので、それをできるようになるための指導をしてもらえればと思ったのですが、そういうものはまったくなく、京大・阪大の大学院生らしい人間・私立の大学の教授・阪大あたりの助手らしい人というのがアルバイトで、市販されている全国の大学の入試の問題を集めただけの問題集と同じようなもので表紙に「YMCA予備校」と印刷してある本の「答え合わせ」でしかない授業をやるだけで、しかも、「主事」と称する亜拓大東帝国あたり卒かと思われるおっさんが、大学受験について何もわかっていないのに勝手なことを言うので、「かえって害がある」というものだったのに懲りて、そういう「受験予備校」は「もう、けっこう」と思うようになったのでした・・・が、大学受験の予備校にしても、その予備校によって違いますし、資格試験の受験を指導する「資格試験予備校」も、いいか悪いかと言っても、それは「その資格試験予備校にもよる」でしょう。 「つくづく、詐欺でしかない予備校」というのがいいかというと、そういうのは良くないでしょうけれども、そうではなく、「比較的良心的な資格試験予備校」の場合はどうかというと、私は「旧帝大系国立大学や早慶くらいの大学の卒業生にとっては、必要ない」と考えています。そういう資格試験を受けるためのテキストというのは市販されていますし、過去の問題も発表されており、過去の問題を見て、その問題で合格最低点を上回る点数を取るためにはどうすればいいのかということを、自分自身で考えて、こうすれば合格最低点を上回る点数をとれるのではないか、と思うことをやればいいのです。私が、こうすれば合格最低点より上回る点数をとれるだろうと考えるものがあるのに、それをするな、こっちをやれとか言われたくないのです。そもそも、YMCA予備校の亜拓大東帝国あたりしか出てないおっさんと、高校卒業時でも、それよりは上の大学には合格できたはずの私では私の方が大学入試についてわかっているはずなのに、亜拓大東帝国あたり卒のおっさんに生意気な口をきかれたくないのです。 しかし、自分でやってみたけれども、どうも、うまくいかない。どうすれば、その問題を解けるようになるのか、どういう練習をすればいいのかよくわからない、という場合がありますね。そういう時に、その指導をしてくれるスクールに行くことで、この問題はこういうやり方で解いてください、この問題をできるようになるためにはこういう練習をしてくださいといったことを教えてもらって、その練習をすれば解けるようになって合格する、というケースもあります。 私は、宅地建物取引主任者→宅地建物取引士 の試験は、「カネをかけずに、さっさと通る」というのがポリシーであり「美学」ですので、独学で通りましたが(もっとも、東京リーガルマインドが無料でくれた「宅建合格法 出る順宅建の案内」のカセットテープとかは参考にさせてもらいましたし、日建学院が無料で受けさせてくれた模擬試験も受けさせてもらい参考にさせてもらったのですが)、インテリアコーディネーターの1次(学科)試験は独学で通ったものの、2次(製図・論文)は独学でやってもどうもうまくいかないため、ハウジングエージェンシーの「インテリアコーディネーター2次試験対策講座」に週に1回、2カ月半、通って、そこで、これをやってくれと言われることをそのままやって、それで、なんとか2次試験に通りました。又、キッチンスペシャリスト試験も、学科試験は独学で通りましたが、製図試験は独学ではなかなか上達せず、これも、ハウジングエージェンシーの「キッチンスペシャリスト製図試験講座」に出て、講師の方がこういう練習をしてくださいと言われたものをやって、それでなんとか合格できました。建築CAD検定は、ウィンスクールのCAD設計コースに通い、それで、建築CAD検定の3級と2級に合格できました。もし、ウィンスクールに行かずに独学でやっていたならば、絶対に通らないということはないとしても、合格までにもっと長くかかったと思います。 ですから、その物によって、そういう指導をしてもらえる「資格試験予備校」のような所に行った方が合格しやすいという場合はあると思います。だから、そういう所に行った方がいいか、行かない方がいいか、行ってもいいが行く必要はないか、というのは、それはケースバイケースだと思います。
  で、インテリアコーディネーター2次とキッチンスペシャリスト「製図」、建築CAD検定3級・2級は、そういうスクールに行って学習したことで、行かない場合よりも合格しやすい状態になり、合格できたのでしたが、宅地建物取引主任者→宅地建物取引士 の試験というのは、あくまでも、学科試験であって、図面を書かされるとかそういうものはないので、「それまでに、本を読んで、その本に書かれている内容が出題されて、選択肢の中から正しいものを選ぶといった問題を解いて合格最低点を上回る点数をとればいい、というような試験を受けた経験があるような人」ならば、「『比較的良心的な資格試験予備校』であれば行って悪いということもないが、特に、行く必要はない」と私は思っています。 ですから、この場合、「それまでに、本を読んで、その本に書かれている内容が出題されて、選択肢の中から正しいものを選ぶといった問題を解いて合格最低点を上回る点数をとればいい、というような試験を受けた経験があるような人」、「旧帝大系国立大学か早慶くらいの大学の卒業生(慶應の内部進学の人がどうかは知らんで)」なら、「『比較的良心的な資格試験予備校』であれば行って悪いということもないが、特に、行く必要はない」でしょう。むしろ、そういう所に行くためには、往復の時間も必要だし、時間も制約されるし、私なら、独学の方がいい。 しかし、「言っちゃなんだが、どう考えても、アタマがいいとは思えないおじさん」がなんとか頑張って合格したい、という場合には、そういう所に行って、そういう所の講師の人に学習計画を立ててもらって、その計画通りにやった方が、合格しやすいかもしれない、と言えます。 「言っちゃなんだが、どう考えても、アタマがいいとは思えないおじさん」なんて言うと、失礼なとか言う人もあるかもしれないけれども、(株)一条工務店のいわき市の営業所にいたKさんは、なりふりかまわずに、それをやって合格したんですよ。えらいと思いますよ、その点では。私が通ったのは、通って当然ですが、Kさんが通ったのは、何人もが「この人、よく、宅建主任なんて通ったなあ」と言っていたけれども、そういうものをKさんは大変な努力をして通ったんですよ。えらいですよ、その点については。少なくとも、「ぼくらはどんなにしたって通らないのに、おまえは通りやがって、腹が立つ」とか「どんなにしたって」とか何もしていないくせに言いまくる総務部長の天野雅弘なんかよりも、よっぽどえらいですよ。

   Kさんは、なりふり構わず、そういう「資格試験予備校」のような所に行って、それで宅地建物取引主任者→宅地建物取引士 の試験に通ったのですが、しかし、いわき市の営業所で業務課の仕事についていたSさん(女。当時、20代)に、「宅建主任の資格をとろうと思うなら、絶対に宅建主任試験の資格試験予備校に行かないとだめだ。あれは、独学では絶対に通らないから。独学で通ろうなんて考えてはだめだ」と熱烈に言いまくっていたのを見た時には、このおじさんは、余計なこと言っているなと思いました。
   「余計なこと」は、何が余計かというと、2点。 1つは、Sさんは、たしか、山形大学卒だったと思うのですが、東大あたりに現役で入って卒業したような人には「山形大だの新潟大だのなんて、国立の内に入るかあ」とか思っている人もいるかと思いますが、国立です。ですから、東大とか京大とかよりも、入学するのは容易であるのは間違いないでしょうけれども、それでも、それなりの試験に合格して入っているのです。ということは、Sさんは、宅地建物取引主任者→宅地建物取引士 の資格試験に通りたいと、もしも、思ったのなら、Kさんとは違って、「宅地建物取引主任者(→宅地建物取引士)の資格試験予備校のような所に、『行って悪いということはないとしても、行く必要はない』」と私は思いました。但し、それも、私はそう思ったけれども、決めるのは本人ですから、本人が自分で考えていいと思うようにやればいいのです。だから、Kさんは、自分は独学では通らなかったけれども、宅地建物取引主任者→宅地建物取引士 の資格試験予備校のような所に行って通った、そういう所に行って指導してもらったから通ったのであってそれがなければ通らなかったであろう、というのはそれはそれでいいけれども、他の人もそうであるかどうかは別の問題なのですから、他人に余計なことは言わない方がよろしい・・・が、言ってもきかんだろうなあと思ったので、言わなかった、が「ひとそれぞれ」であるから、あんまり、ひとに余計なことは言わない方がいいと思う。
   もうひとつは、「20代前半とはいえなかばに近づいてきた方の前半」の女性に、資格試験の受験を勧めるのが良心的か? という問題もあるのです。 大栄なんとか学院という資格試験予備校が「美貌は消えても資格は残る」というコピーというのかキャッチフレーズを書いていたので、なんじゃ、こりぁ!!! と思ったことがありました。「あんた、資格試験の勉強なんて、そんなもの、やってる時じゃないでしょうが。さっさと、婚活しないと、行き遅れるよ! 婚期のがすよ。 何を、資格試験の勉強なんて、アホなこと、やってんのよ! 婚活とどっちが大事か、よく考えなさいよ。 婚活せずに、資格試験の勉強なんてやっていたら、資格は取れたが美貌は消える・・・てことになるよ!!!」と、大栄なんとか学院は、そう言いたいのか? 資格試験予備校がそんなこと言って、どないすんねん・・・と思ったのですが、大栄なんとか学院は、そういうつもりでそのコピーを言っていたのではなく、美貌はいつかは消えるが、取得すれば消えない資格を取りましょうというお誘いのつもりだったようです・・・・が、そのコピーを見た時には、私は「なんじゃ、こりぁ」と思ったのでした。 これは、女性に限ったことではないのです。男性の方が女性に比べれば緩やかとはいえ、男性にも「婚期」といったものはないわけではないのです。だから、私が32歳で宅地建物取引主任者の資格試験に合格した後、もう1つくらい資格をとってもいいけれども、そういうものに時間を費やすより前にやることがあるかな・・とか思っていた時に、(株)一条工務店の営業本部長がインテリアコーディネーターの資格をとってくれと言うので、自分が勤めた会社の上役がとってくれと言う以上は、とらないといけないと思って、それで、インテリアコーディネーターとキッチンスペシャリストの資格試験の勉強をして合格・登録したのですが、「資格はとれても美貌は消える」というのは、女性に限った問題ではないのです。男性でもそういうことはないわけではないのです。せっかく、努力してその資格をとっても、人生の設計として考えると、いったい何やってんだ・・・ということになる可能性もあります。
  私が父親なら、「資格試験の勉強より大事なものがあるてことないかい」と、一言くらい言うかもしれませんが、私はSさんの親でも兄でもないし、彼氏でも婚約者でもなかったわけですから、そういう口出しも余計なことだと思い、又、Sさんだってハタチを過ぎた人間ですから、私に教えてもらわなくてもそういうことは自分で考えればいいことですから、言いませんでしたが、「ともかく、試験会場に行って受験番号と氏名さえ書けば合格できるというような資格」ならともかく、「ある程度、根詰めて学習すれば合格できる可能性があるが、それなりに負担がかかる、それなりに労力と時間がかかる」という資格を取得するのは、それを取得するために費やす時間を考えると、はたして、その時期にその学習をやった方がいいのか、やらない方がいいのか、何とも言えないところがあります・・し、そういうことを考えると、その会社で、その資格を取得した人には、どういう処遇にしよう、どういう仕事をしてもらおうという構想もなく、無暗にひとに資格をとれ、資格試験の勉強をしろとあおるというのは、必ずしも良心的とは言えないように思います。

   ひとによっては怒るかもしれないことを言ってしまいましょう。インテリアコーディネーターの試験は1回目の受験は大妻女子大で受けましたが、2回目以降は青山学院で、キッチンスペシャリスト試験は最初から最後まで青山学院でした。キッチンスペシャリストの試験日は11月の23日だったと思います。ある時、受けに行くと、青山学院では、キッチンスペシャリストとともに、日本エアシステムの採用試験もやっていたのです。スチュワーデスさんの採用試験だったようです・・・が、キッチンスペシャリストの試験を受けに来ていた人と、日本エアシステムの試験を受けにきていた人だと、結論として日本エアシステムの試験を受けに来ていた女性の方がきれいだった・・・・。日本エアシステムの採用試験を受けにきていた人の方が、キッチンスペシャリストの試験を受けに来ていた人よりも、それだけ、年齢が若かった、ということです。女性に限った問題ではないのです。男性だって、資格試験に合格するために、そこで必死になって努力して、結果として、合格した時には、「資格は取れたが美貌は消える」という状態になっていた・・・ということはありうることなのです。 だから、「高卒の経営者」は自分は高卒だから高く評価してもらえないのだ、本当はもっともっと高い評価をしてもらえるはずなんだ、資格をとれば高く評価してもらえるのじゃないか・・・なんてアホなことを考えるようですが、仕事で生かすための資格ではなく、資格をとるためだけの資格の学習に時間を費やすのなら、結果として「人生の無駄遣い」でしかない、ということになりかねませんし、従業員に無責任に資格の取得を要求する経営者というのは、自分がやっていることがどういうことなのか、ということを少しは考えた方がいいと思います。

   (2018.6.9.) 

☆ 会社の上役が資格を取れと言う資格を取得するべきか
【1/6】男性に不利なインテリアコーディネーター、認知度の低いキッチンスペシャリスト http://shakaikagakukei.blog.shinobi.jp/Entry/14/
【2/6】「一流大学」出身者に敵意を持つ経営者の会社 http://shakaikagakukei.blog.shinobi.jp/Entry/15/
【3/6】本人の得意分野でもなかった資格の取得を要求して取らすだけの経営者の会社 http://shakaikagakukei.blog.shinobi.jp/Entry/16/
【4/6】「一流大学」卒の者があまりにも「下の会社」に行くと「かえってよくない」 http://shakaikagakukei.blog.shinobi.jp/Entry/17/
【5/6】「努力する姿勢があるから通る人間」を「何の努力もしないのに通る」と思っている経営者。退職者の就職妨害する会社 http://shakaikagakukei.blog.shinobi.jp/Entry/18/
【6/6】学習法は人それぞれ。人生の設計を考えないと、男女とも「資格は取れても美貌は消える」ことになりかねない。〔今回〕

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