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社会科学系学部卒・男性のインテリアコーディネーター

主として、「インテリアコーディネーター」と住宅・建築・インテリア・不動産に関係する資格と資格試験に関係する内容

「インテリアコーディネーターでしかないのに売れたなんてすごい」と発言する会社

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「インテリアコーディネーターでしかないのに売れたなんてすごい」と発言する会社

[第12回]
   千葉市中央区鵜の森町 にあった新華ハウジング(有)〔建設業〕・ビルダーズジャパン(株)〔不動産業〕(いずれも、2013年11月に倒産)が、四国 徳島市の(株)フィットhttp://www.fit-group.jp/ と提携して、「フィットのやり方」というものをやりましたが、その後、すぐに倒産しました。
   「フィットのやり方」は、かなり胡散臭いもので、結論を言うと、宅建業法違反だと思われます。 インターネットで、単に「フィット」と入れて「検索」をクリックすると、ホンダの「フィット」という名前の自動車がずらずらと出てきて、徳島市の(株)フィットhttp://www.fit-group.jp/  は出てきません。 徳島市の(株)フィットを出したければ、「フィット 徳島市」とでも入れて「検索」をクリックすると出てきます。
    新華ハウジング(有)〔建設業〕(2013年に倒産)は、会社名を見ると、中国人がやっている会社か? という感じがしますし、中国人の人からすると、新華社という由緒ある中国の通信社となんらかの関係があるのか? と思いがちの会社名ですが、いずれもまったく違います。単に、社長の名前から1字と社長の嫁はんの名前から1字をとってくっつけただけの名称です。「新華ハウジング」という名称は、中国の人を相手に仕事をするのならプラスになる会社名ですが、日本の1地域においてのみ仕事をしていた会社においては、むしろ、マイナスになる名称ではないかと思いましたが、そういったことを考える頭は社長にはなかったようです。 もともと、大東建託(株)http://www.kentaku.co.jp/ や新昭和(株)http://www.shinshowa.co.jp/ などの下請けの仕事をしていた会社なので、下請けの会社ならば会社名は「どっちでもいい」ということだったようですが、自社で、直接、一般顧客の契約を取って行こうと考えたなら、日本人が・日本で・日本人を相手に仕事をするには、「新華ハウジング」というこの社名ではプラスにならないはずです。
    ビルダーズジャパン(株)というのは不動産部門を持とうとして作った会社の名前ですが、千葉市において、とりあえず、1店舗営業所を持って、どれだけやっていけるかわからないという不動産会社にしてはこの「ビルダーズジャパン」という名前は名称が大きすぎます。 そして、「新華ハウジング」の方は、「◇◇ハウジング」という名称は不動産屋がよくつける名称で、かたや、「ビルダーズジャパン」の方は、英語でbuilder とは、建築業者・建設業者の意味ですから、建設業の会社に「新華ハウジング」とつけて、不動産業の会社に「ビルダーズジャパン」では、名称が逆です。お客様から仕事をもらおうと思ったならば、ターゲットとする客層から好感をもたれる名称をつけるべきで、かつ、何をやっている会社かわかりやすい名称をつけるべきです・・・・が、社長はわかっていなかったようです。
  『本当にあった笑える話』だかに漫画を描いてる林(はやし)まつり さんという漫画家は在日韓国人の方だそうで、林さんの漫画によると、苗字は、本来は「林(イン)」さんだが、日本では「林(はやし)」と名のってきた人らしいのですが、在日韓国人の人にはもともとの韓国での名前を名のっている人と日本名を名のっている人があり、林さんはなぜ日本名を名のっているのかと、子供の頃、お父さんに尋ねたら、「日本で生活するのに、韓国名を名のるメリットが何かある?」と言われたと書かれていました。お菓子のメーカー「ロッテ」の経営者は在日韓国人の人らしいが、日本で製菓会社を経営して日本人に受け入れられるにはと考えてゲーテの『若きウェルテルの悩み』に登場する女性シャルロッテの名前からとった「ロッテ」を会社名としたそうですし、何かの週刊誌に載っていた話では、オーナーの「重光」という名前も、多くの日本人が第二次世界大戦の降伏文書に署名した重光葵(まもる)外相を思い浮かべる苗字を持つ「重光」という家の養子に工夫をしてなった苗字らしい。なんで、新華ハウジング(有)の社長は、社長は日本人で、中国人を相手にする商売をやっているわけでもなく、日本人が・日本で・日本人を相手にしての建築屋をやるのに、なぜ、中国人の会社みたいな会社名をつけたがるのか? なんとも、理解に苦しむことです。
  「ビルダーズジャパン」などと、やたらと、カタカナを使うというあたりにも教養水準の低さが見られます。

   それで、その新華ハウジング(有)・ビルダーズジャパン(株)の社長の長谷川が、「新華ハウジングの名前ではブランド力がないから」と言って始めたのが、徳島市の(株)フィットと提携しての「フィットのやり方」ですが、「新華ハウジング」に「ブランド力」がないというのは、今さら言われなくても明らかで、なんや、今までわからんかったんか~い? て感じで、それまでも、長谷川は「三井ホームでも契約とれるのに、なんで、うちが契約とれないんだ?」などと口にすることがあり、はあ~あ??? いったい、どこからそんな発想がでてくるんだあ~あ? 三井ホームが契約とれるようにするために、どんだけ、努力してると思ってるんだあ? あんた、何もやってないだろうが。単に、下請けやっていた会社だから、元請けの取り分の分だけ安くできますよという「売り」だけだろうが・・・・ということですが・・・、それなら、「フィット」というのは、何か「ブランド力」があるのか? というと、徳島市でどうかはさておき、千葉県においては、「フィット」てクルマの名前でっしゃろ、住宅のフィットなんて、そんなもん、知りまへんでえ~え! てところだったはずです。なんか、そのあたりの感覚が、社長の長谷川は、「ちょっと、ずれとる」
   そんなことだから、新華ハウジング(有)・ビルダーズジャパン(株)は倒産したのか? というと、それより他に理由がありそうです。社長の長谷川は、まず、会社にあまり出てこない。若い頃から誰よりも努力して働いてきた社長が高齢になってから、副社長か専務か常務かに普段は経営をまかせた上で、時々、会社に出てくるというのならわからないことはありませんが、まだ、40歳になったかならんかという年齢の若造の社長が会社にあまり出てこないで、かつ、嫁と子供と一緒に、しょっちゅう、ハワイに遊びに行っている。日本にいても、会社にあまり出てこない。日本にいて、会社に出てこないで、何やってんだ・・・? 「先物取引」とかやっていたらしいのです。 それで、老婆心ながら、一度、言ったことがあるのです。「『ナニワ金融道』なんか読みますと、しろうとが先物取引に手を出すというのは、しろうとがボクシングの世界チャンピオンとリングにあがってボクシングをやるようなもので、絶対に勝ち目はない
と書かれていますけれども、大丈夫ですか」と。 それに対して、社長の長谷川は、「ええ? 俺、儲けてるよお」と言っていたのです・・・・が、2011年の3月から4月頃にかけては、(株)タカラレーベンhttp://www.leben.co.jp/ の千葉県大網白里町 の分譲地の建売住宅の工事を請けて相当利益があがったらしく、市原市の五井に土地を買って、そこに新しく店舗を設け、その後、東金と幕張にも店を出して4店舗でやっていこうと思っている、といったことを社長の長谷川は言っていたのですが、6月終わりだったか7月初めだったか、突然、「五井の土地を売地としてレインズに出して」と言い出したので、はあ~あ? 新店舗を出すということで買った土地をなんで「売地」としてレインズに出すんだあ? と思ったのですが、その直前に何か大幅な損失を出したということが考えられます。もしかして、先物取引で大損だしたか?・・・ということが可能性としてありそうな印象を受けます。
    債権者会議の際に、資料を閲覧したところ、「東日本大震災で資材が手に入らなくなり」などと勝手なことを書いていましたが、それはどう考えてもウソです。裁判官というものは、旧型司法試験の制度の時は、司法試験という難しい試験に合格してなっており、新制度においても、法科大学院大学に行った後に新試験を受けて合格した人がなっているのであり、給料だって安くないはずですから、黙っていても、そういう嘘は指摘するものだろうと思っていたらそうではなかった。 東日本大震災で被害を受けた方は気の毒だと思いますし、福島第一原発事故による放射能汚染で自宅に住めなくなってしまった方はさらに気の毒だと思いますが、住宅建築業にとってはそうではなく、むしろ、福島県など東北方面においては「特需」みたいに景気がいいはずです。住宅建築についての物資が入らないなどということもありません。「東日本大震災で資材が手に入らなくなり」なんて、 「バカ言ってんじゃないわ」てところです。〔⇒《YouTube-3年目の浮気 ヒロシ&キーボー 》https://www.youtube.com/watch?v=NTa_OL8z0Sc 〕

 「よく言うわ ♪  わたしが何にも知らない、とでも思っているのね ♪」

  業者への支払いを期日通り支払わないことがしばしばあったのは事実で、ある時、市原市のY崎瓦店に行った際、社長から「新華ハウジングさん、いつも、期日に代金を払わないけれども、そういうことはやめてもらいたいもんだね」と言われたことがあります。「まあ、あなたが悪いわけではないのだろうけれども。社長によく言っておいてちょうだい。支払い期日に代金を払えないようなら、そんなことなら、仕事やめた方がいいよ」と言われました。もっともなことです。私は、自称「工事責任者」の植草にそれを伝えましたが、植草は「大丈夫ですよ。ぜんぜん、気にすることないですよ。あれは、期日通り払わなくても、やる業者ですから、いっこうにかまわないですよ。楽勝ですよ、楽勝、楽勝」などと言っていたのです。「しかし、相当、怒ってますよ。いいんですか」と私は言いましたが、植草は「大丈夫、大丈夫、あれは期日に支払わなくたってやる業者ですから、大丈夫、大丈夫。まったく何の心配もありませんよ。気にする必要はまったくありません。絶対に大丈夫です」などと言っていたのです。・・・・そういう態度を取っていると、一度なら、支払期日に払わなかったとしても、「すいません」ですませてくれた相手も、いつかはその態度を認めなくなることが考えられます・・・・が、そうなったという可能性は十分に考えられます。
  新華ハウジング(有)・ビルダーズジャパン(株)は、私にも給料不払いの上、私の私物まで持ち去りましたが、業者への支払いも滞ると、カネを払わない相手の仕事はできない、カネを払わない相手へ物は渡せないということになる可能性は十分あるわけで、かつ、それまで、「つぶれそう」と見られた業者に対して、やりかけの仕事を「とりあえず、完成させてくれ。そうすれば、それを売ってカネにできるのだから」と頼まれても断ってきたわけですから(もしかして、社長が乗っていた黒のベンツも、つぶれる会社から取り上げたものだったか?)、「おまえが今までやってきたことが、立場が逆になったということだろうが」と、カネ払わない者には、仕事はやらない、物資は支給しないという態度に出られた・・・ということは考えられます。 「東日本大震災のおかげで建築用の物資が手に入らなくなり」というのはウソで、実際は「支払い期日に代金を支払わないことが度重なったことから、建築用の物資が手に入らなくなり」ということと違いますか。
  ・・・・が、倒産の最大の原因としては、社長が先物取引で失敗した? という方がより大きい可能性として考えられそうな感じがします。その結果、それまでも、支払い期日までに代金を支払わないことがしばしばあった会社が、「その限度を越えた」ことから「建築用の物資が手に入らなく」なったということではないでしょうか。おそらく、そんなところではないかという感じがします。
( それから。 自称「工事責任者」のU草A二は、過去に多額の横領をしてフィリピーナに貢いだということがあった男らしいが〔本人が言うのだから確かだろう〕、「また、やった」なんてことないか? その男の性格から考えて、十分ありそうに思えるのだが。 特に、業者への支払いがしばしば支払期日を遅れ、従業員の給料も支払期日を遅れることがあるという会社で、社長だけが、「働いてばっかりしてもしかたがないから」などと言って、嫁と子供を連れて年に半分くらいもハワイにバカンスに行っている会社では。 そもそも、業者への支払いがしばしば支払期日を遅れる会社、従業員の給料を期日にきっちり払わない会社で、社長の子供が私立の小学校に行っているというのは、どう考えてもおかしくないか?)
  
   その、いかにも、いいかげんな会社 新華ハウジング(有)〔建設業〕・ビルダーズジャパン(株)〔不動産業〕が、どっこいどっこいくらいに胡散臭い会社 徳島市の(株)フィットと提携した「フィットのやり方」ですが、新華ハウジング(有)・ビルダーズジャパン(株)の社長の長谷川は
「フィットのやり方でやると、フィットの従業員で、インテリアコーディネーターでしかない女性が契約とれたんだよ。すごいと思わない~い? インテリアコーディネーターでしかないのにだよ。インテリアコーディネーターなのに契約とれたって、フィットのやり方って、ほんとにすごいよねえ~え」・・・と、そう言ったのです。
   これは、(株)フィットの人間から直接聞いたことではないけれども、(株)フィットと提携してロイヤルティー料を支払っていた会社の社長が言ったことですから、決していいかげんな情報ではありません。
   「インテリアコーディネーターでしかないのに売れた」そうです。その「インテリアコーディネーターでしかなにのに」とか「インテリアコーディネーターなのに」とかいう表現、その認識は、いったい、どういうものなのでしょうか? 「フィットのやり方」「フィットの認識」というのは、いったい、どうなってんだ?

   どうも、(株)フィット の経営者の頭の中においては、インテリアコーディネーターという資格を持っていると、まったく何の資格も持たない人間よりも、ひと回りか二回り、評価が下がるらしい!!!
   まず、私のように、最初から住宅建築業の会社に勤めて営業の仕事についた人間が、インテリアコーディネーターの資格を取得すると、「営業の経験+インテリアコーディネーターの知識・技術」ということになりますが、住宅建築業に勤務した経験がない人、もしくは、住宅建築業の会社に勤務はしていたが営業の経験はない人がインテリアコーディネーターの資格試験を受けて合格して登録したという場合は、インテリアコーディネーターの知識・技術は試験合格レベルはあったとしても、住宅建築業の営業の仕事に必要な能力・役立つ能力はそれだけではないので、インテリアコーディネーターの資格試験に合格できたならば、必ず、誰でも契約が取れるというものではない、というのであれば、わからないことはありません。 しかし、「インテリアコーディネーターでしかないのに」とか「インテリアコーディネーターなのに」とか・・・・、その認識は、いったい、何ぞや?

   (株)フィット〔本社:徳島市〕http://www.fit-group.jp/ というのは、インテリアコーディネーターhttps://www.interior.or.jp/ic/ というものに、何か、恨みでもあるのか?
    インテリア産業協会が発行してきた『インテリアコーディネーター ハンドブック』は「インテリア基礎」と「インテリア販売」という2分冊でできていました。 最近は、構成がかわってきたらしいのですが、私が受験した1990年代においては、「インテリア基礎」と「インテリア販売」という2分冊でした。 このうち、「インテリア販売」の方では、「販売」という名称がついているだけあって、顧客の心理とは・・・とか、販売においては・・・といった項目もそこにあります。もちろん、理屈を学べば売れるというものではないということもあるかもしれませんが、一般的には、そういった販売の理屈を学んだ人と学んでいない人ならば、学んだ方が売れやすい、ということは考えられることです。
    で、なんで、(株)フィット は「インテリアコーディネーターでしかないのに」とか、「インテリアコーディネーターなのに」などと言うのでしょうか。

    建築業界においては、最も高く評価される資格というと、一級建築士でしょうけれども、一級建築士の資格試験に通った人間なら、インテリアコーディネーターの試験にも通るかというと、そういうものではありません。 出題される領域が同じではないので、一級建築士に通ってもインテリアコーディネーターに落ちるということはあります。 特に、一級建築士はエライとか勝手に思っているおっさんは、落ちる可能性は十分あります。
    もう、10年以上前になると思うのですが、住友不動産(株)http://www.j-urban.jp/  の戸建住宅の営業の募集を新聞で見て、説明会に行ったことがあるのですが、その際、新聞の求人広告には「正社員」募集とはっきりと記載されていたはずですが、最初3ヶ月間に1棟契約してもらい、その後も、1年あたり何棟というノルマがあって、そのノルマをこなせなければやめてもらうという話でした。住友不動産(株)という大企業の福利厚生施設は「正社員」としれ利用することができるようですが、「正社員」だという話だったのですが、たとえ福利厚生施設を利用できたとしても、
(1) はたして、1年ごとに見て、ノルマをこなせなければやめてもらうというのが、そういうものを「正社員」と言うのだろうか? それは1年ごとの「契約社員」と違うのか? と疑問に思ったことと、新聞の求人広告を見ると、「正社員」の募集と書かれており、当然、1年ごとに見て「ノルマ」に達していなければ辞めさせられるという仕事の募集と受け取れる求人広告ではなく、その求人広告の出し方は好ましいと言えるか疑問におもったこと、
(2) 私は最初に「正社員型」で勤めた会社では人事・総務部で仕事をして採用の仕事にもかかわった経験がある者ですが、その際には、上役から「人事というものは、採用の際に、不適切な者を採用すると、上役から、なんで、あんなヤツ採用したんだ」と言われる立場だ、それだけ、気をつけて考えて採用しないといけないんだと聞かされたものですが、それに対して、その説明をした人事部の若造が、
新しく人を採用して採用後に十分に貢献できなかったとすると、悪いのは入社して貢献できなかった人であって採用した人事の人間ではないという認識、営業はノルマ以上をこなせなければ解雇されてもやむを得ないが人事は不適切な人を採用しても採用された人間が悪いのであって人事は悪くないという態度・認識
をしていると思われ、その点に不快感を覚えたことから、 又、
(3)住友不動産(株)の戸建住宅部門というのは、かつては、住友不動産ホーム(株)という別会社であったのですが、住友不動産(株)という大きな会社の一部分と今はなったものの、その戸建住宅部門からは、住友不動産(株)の役員などになった人というのは、いままで例がない、住友不動産(株)という会社全体を経営していく立場には、戸建住宅部門から絶対になれないかどうかまではわからないが、今までは例がない・・・という社内での立場はあまりよいといえない位置づけらしいこと、
などから考え、その説明会に来ている人を見て、この人たちが入社したとしたら、売れるだろうか? と私なりに考えてみたのですが、私は複数の会社で条件が悪い方の営業所で苦労して売ってきた人間ですから、他の人との比較であれば、売れない可能性は大きくないとは思ったのですが、応募しませんでした。

   その際、ここの来ている人たちが営業として入社したとすると売れるか? と考えた際、一番、売れない可能性があると思ったのは、「一級建築士」と名乗るおっさんでした。なぜなら「一級建築士」と言えばありがたがってもらえるという「思想」というのか、間違った思い込みを持っている人が日本にはいるのですが、「一級建築士」を「売り」にして設計事務所やってきたとか、「設計」やってきたとかいう人というのは、自分の他に営業がいて工事管理をする者がいて職人がいて、それぞれの人が努力して、そのおかげでやってこられたという意識がないのです。 捕手(営業)がどれだけ苦労したかなんて、投手(設計)は考えてないのです。捕手(営業)なんて、投手(設計)の下働きみたいに思って生きてきたような男に捕手(営業)ができるか? というと、できないと思いますよ。 彼ら、投手(設計)は「捕手(営業)なんて、簡単」とか勝手に思っているでしょうけれども、実は、少なくとも彼らが思ってるほど簡単ではないんですよ。 私は営業の仕事をやりながら、インテリアコーディネーター他の資格を取得してきた人間ですから、「『営業』と一体となったインテリアコーディネーター」であり、商学部出身者として、「商業学・マーケティングの基に存在するインテリアコーディネーター」ですが、「いっきゅうけんちくしい」と言えばひとは言うことをきくという信念もってる人、というのは、たぶん、そのタイプの人が、営業としては一番売れない可能性が高い人だと思いますね。 そういう人と比べるならば、インテリアコーディネーターの資格試験に合格して登録はしたけれども、住宅建築業の営業の経験はそれほどないという人の方が「売れる」可能性は高いと私は思います。

    そして、「インテリアコーディネーター」という資格試験は、「インテリアコーディネーターでしかないのに」などというような、易しい試験ではないのです。
(名前と受験番号さえ書けば合格できる易しい試験はインテリアコーディネーターではなく、(株)フィットの鈴木崇文とかいう若造の社長が卒業した愛知県のどこの馬の骨かわからんなんとかいう私立大学でしょう。) 二級建築士に合格して登録しているという人と話すと、「インテリアコーディネーターは難しいよ。二級建築士の方が簡単だよ」と言う人がけっこういます。 一級建築士に合格して登録している人には、二級建築士の試験には落ちたが一級建築士の試験には通ったという人がおり、そういう人と話すと、「二級建築士は難しいよ。一級なんて簡単だよ、簡単」とか言う人がいます。 もし、その2つが正しいと仮定すると・・・・・
    一級建築士 < 二級建築士 < インテリアコーディネーター
  と、インテリアコーディネーターが最も難しいということになりますが、インテリアコーディネーターに合格した私が二級建築士の問題と一級建築士の問題を見ると、二級建築士なら、ある程度、勉強すれば合格できそうという感じがしますが、一級建築士はけっこう難しそうという感じです。
    それは、この3つは、同じ問題が出題されて合格最低点が高いか低いかという試験ではなく、いずれも、建築関係の資格試験ではあっても、出題される問題の内容が異なるので、自分がそれまでに学んできた内容に近いものは易しそうに感じて、自分がそれほど学んできていない方面のものは難しく感じるということなのです。

    インテリアコーディネーターという資格試験は、そんなに簡単ではないのです。 2003年12月、雇用能力開発機構(現 高齢・障害・求職者雇用支援機構)の「就職コンサルタント」というおっさんから「インテリアコーディネーターなんて、誰でも通るう。受けさえすれば通るう。名前と受験番号さえ書けば、誰でも間違いなくずえったいに通るう」などとと言われたことがありましたが、インテリアコーディネーターの試験はそんな試験ではありません。 まず、合格競争率としてみても、1次試験は10人中3人通って7人落ちる試験で、2次は1次合格者のうちで10人中7人通って3人落ちるという試験であり(「競争率」については、大学入試においても「競争率」が高い所が難しい・「競争率」が低い所が易しいというわけでもなく、資格試験においてもそうなので、私はインテリアコーディネーター試験受験においても、「競争率」はそれほど気にしていませんでしたが、1986年、ハウジングエージェンシーが実施した インテリアコーディネーター2次対策講座で、講師の松浦先生がそう言われたので、おそらく、そのくらいで、その後も、おそらく、大きくは変わっていないと思われます)、雇用能力開発機構の「就職コンサルタント」のおっさんが言うところの「氏名と受験番号さえかけば」試験問題に対する回答は無茶苦茶でも通るのかというと、10人中3人通って7人落ちるの7人の方に入ることになるでしょう。
(その雇用能力開発機構〔現 高齢・障害・求職者雇用支援機構〕の「就職コンサルタント」のおっさんは、「私は石原都知事の知り合いなんだけれども」とききもしないのに言いましたが、雇用能力開発機構〔現 高齢・障害・求職者雇用支援機構〕の「就職コンサルタント」こそ、石原都知事の知り合いでさえあれば誰でもなれるのと違うのか?)
雇用能力開発機構〔現 高齢・障害・求職者雇用支援機構〕の「就職コンサルタント」が言うように、インテリアコーディネーターという資格試験が「誰でも、ともかく、受けさえすれば、絶対に間違いなく通る」とか「名前と受験番号さえ書けば、誰でも間違いなく絶対に通る」試験であるならば、私自身も1次も2次も1回目で間違いなく通ったはずですが、実際には、1次は2回落ちて、1995年、3回目の受験で合格、2次も1次に合格した年は落ちて、1996年、2回目でやっと合格できたというものです。ひとが苦労して工夫してやっと通ったものを、よく言ってくれると思います。
 

    そして、一級建築士は、高層ビルとかの建築においては役に立つでしょうけれども、2階建て3階建くらいの建物なら二級建築士で十分であり、試験問題との対応を考えると二級建築士の方が試験問題と仕事の内容との関係は深いと言えます。 木構造の建物なら木造建築士の方が関係は深いくらいです。 そして、設計や工事管理の仕事ではなく、営業の仕事をするのであれば、戸建住宅においては、二級建築士や一級建築士よりもインテリアコーディネーターの方が関係は深いくらいです。

   で、
なぜ、(株)フィット〔本社:徳島市〕http://www.fit-group.jp/  は、
「インテリアコーディネーターでしかないのに」とか、
「インテリアコーディネーターなのに」とか言うのでしょうか?
( もしかして、「答え・・・経営者がアホやから」?)

 
    結論として、知らんのでしょう。 私は、住宅建築業の会社に入社してすぐの頃から、他の住宅建築業の会社についても、ある程度以上のことは理解しておくべきだと思って学びましたし、住宅・建築関連の資格についても、どういう資格があってそれはどういう内容のものか理解しておくべきだと思い、自分が管理者・経営者の立場になった場合に、従業員をどういう処遇にするべきか考えるにおいて必要であると考えたとともに、一線の営業として、お客様と話す上で、話題に出た時もとんちんかんなことを言わないようにするために理解しておかないといけないと思いましたが、しかし、だからといって、自分がすべての資格を取得することはできないが、何か1つ以上は取得しておいた方がいいとも考えて取得しましたが、住宅建築業の会社の経営者には、そういう思考をしていない経営者がいるということでしょう。

   どちらが正しいか間違っているか、という点においては、「インテリアコーディネーターでしかないのに」売れたとか「インテリアコーディネーターなのに」売れたとか、言うヤツが間違っているのです。
   しかし、それを言う人間が、自分が応募しようとする会社の面接担当者であったり、自分が勤めている会社の経営者であったりする場合、「あなたのその認識は間違っていますよ」と言って指摘するべきか? 言い方にもよるということはあるかもしれませんが、一般には、面接で会った際に、採用側の人間が言うことが不適切であったとしても、応募側の人間がそれを指摘して改めさせるというのは、決して簡単ではない・・・というより、不可能に近い。 入社後、勤務している会社の経営者の認識がおかしいという時に、それを改めさせることができるかというと・・・、これも実際問題として簡単ではない。
   それにつけこんで、「いっきゅうけんちくしい~い!」とアホの一つ覚えみたいに言いまくるヤツとかもいるわけですが、インテリアコーディネーターというのは、この点において、なかなか、その内容に即して、十分に評価してもらえない資格である、というのは事実として否定できないように思います。

    それにしても、「インテリアコーディネーターでしかないのに売れたってすごいよねえ」とか「インテリアコーディネーターなのに売れたんだから、フィットのやり方ってのはすごいよね」とか、よく言うと思います。

   (2017.4.23.)

※ インテリアコーディネーター https://www.interior.or.jp/ic/
  キッチンスペシャリスト http://www.interior.or.jp/ks/

★  ブログの内容について、十分に間違いのないものを記述しておりますが、そこに登場した会社の関係者の方で、それは違うと反論したい方がありましたら、コメントは受けつける設定にしていますので、どこがどう違うと述べていただいてけっこうです。但し、反論・批判は歓迎いたしますが、十分に内容は検討して述べており、又、「彼らが言っていることをきくのではなく、やっていることを見るべきだ」というアインシュタインが言ったという言葉を私は座右の銘としておりますので、反論されたから訂正することになる可能性は小さいと思えます。反論・批判に対しては、当然のことながら、反論・批判に対する反論・批判もまたおこないます。
  「コメント」とともに、「拍手する」も歓迎いたします。
 (2017.7.30.)

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